は、青春台駅の南口で、恋人の不二を待っていた。

今日はクリスマスイヴ。

街には、恋人達が溢れていた。



駅には、と同様に恋人を待っている人がたくさんいたが

皆、次々と相手が現れては、二人で雑踏の中に消えていった。



「周助、遅いなぁ・・・」


中々現れない恋人に、の不安も少しずつ大きくなっていった。





その時、のバックの中で、メールの着信を知らせるメロディが響いた。



=受信メール

2004/12/24 15:10
From 周助
Subject もしかして
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、待ち合わせ場所、間違えてない?
僕、さっきからいつもの喫茶店の前で待ってるんだけど・・・。


の家に電話したら、とっくに出かけたって言うし
ただ場所を間違えてるだけならいいんだけど
もしかしてキミに何かあったら・・って
さすがの僕も、少し不安になってきたよ。


雪が降って来たね。
外で待ってないで、どこか暖かいところにいるんだよ?
キミから連絡が来たら、すぐそこに行くから。


ホワイトクリスマスを、キミと過ごせるなんて素敵だね。
じゃ、連絡待ってる。  <周助>





「周助ったら・・優しいんだから//」


待ち合わせ場所を間違えてしまったことよりも
周助の優しさに、思わず笑みが漏れるだった。












☆澪様へお礼の言葉☆
  澪様から
5万打記念・しりとり大会賞品  ( Short Stories )として
不二君のキャラメールをリクエストさせていただきましたが、
こんな素敵なSSにして下さり、ありがとうございました。
不二君とクリスマスを一緒に過ごせたら、もう最高です!(笑)
いつも素敵な夢で俗世を忘れさせてもらってますが、
これからもうっとりするような夢で楽しませてくださいね。
                        木之本桜

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